デイトレードは初心者にはむいていないのでしょうか。 しっかりと手法やリスクを学べばそんなことはありません。 初心者の方こそ、最初はデイトレを行って頂きたいと思います
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デイトレードって何?
ディトレードとは、1日に1回以上の複数回の取引を行って小さな利益を細かく積み上げていく売買手法のことです。
一般的には、スイングトレード(何日もポジションを保有して利益を得る)など他のトレード手法と比べて、利益を上げ続けるためには高い専門知識や熟練度を要するとされています。
でも本当にそうでしょうか?
半次郎は、初心者に向いたマーケットや手法の選択、リスク管理をしっかり行えば、きっと初心者にもデイトレードが実践でき、素晴らしい成果が上がるものだと思っています。
というか初心者こそできるだけ早くデイトレードに取り掛かっていくべきだと考えています。
デイトレードの特徴
スイングトレード(ポジションをある程度の日数を持ち続ける)取引とデイトレードとでは、以下のような違いがあります。
- 資金効率 デイトレードは1日に何回もトレードを繰り返すため、手持ちの資金を短時間で回収することができます。トレードが上手くいけば回数が増えるため複利の効果があります
- オーバーナイトリスク デートその日のうちに決済を済ませるため、オーバーナイトの持ち株がなければ、マーケットが終了した後の海外でのニュースのヘッドライン海外の相場変動影響を受けないためリスクが限定されます。
- 分散投資 ポートフォリオで銘柄を細分化する分散投資という意味ではなく、何回も売買を繰り返すことによって、1日における投資銘柄が分散されているという効果があります。もちろん1銘柄のみを売買することもありますが、その場合も時間的な分散投資が図られていると言えましょう
- 初心者にでもできる デイトレードはそれなりにリスクを伴うため熟練度が高くなければできないと言われています。しかし証券会社に口座を作って、売買ができれば誰にでもできるわけで、それなりのルール、時間帯、リスク管理を勉強すれば手軽にトレードができます。スイングトレードで時間的リスクを負い、最初から大きな損失でダメージを受けて退場するよりも、収益の値幅が少なくても、コツコツ取引が続けられる事ができるデイトレードは、、決して初心者に向いていないわけではありません。初心者にこそ学んでいただきたいことなのです。
- 売買手数料が圧倒的に安い ネット証券での株式手数料の安さは目を見張るものがあります。一日信用ならなんと無料の証券会社もあります。現金取引でも50万円までは無料のところも多くあり、一日で取引を終了するディトレードの売買コストは驚くほど安いのも特徴です。
資金効率、オーバーナイトリスク、分散投資、簡単さ、売買コストのどれをとってもデイトレーディングがおすすめです。
初心者にはどのマーケットがデイトレにむいているのか
- 株式・・ 日本取引所グループ(JPX)は、東京証券取引所、大阪取引所、東京商品取引所等で売買されていています。最近はPTSや私設市場での売買もありますが、取引には流動性の高い東証での売買が向いている
- 指数先物 指数先物(日経225やTOPIXの指数先物)の売買は機関投資家のヘッジ目的や思惑の売買が主流であり、個人投資家には少し敷居が高い
- FX 株式と同じように私たちの生活になじみのある為替取引です。金利に影響され敏感に動いていきますが、全世界の人たちがマーケットの動向をウオッチしていて銘柄数も少ないためマーケットにひずみができにくく、株式市場に比べより一層洗練されている
- CFD 主に株式、為替、商品取引を保有してから決済した時の差額を精算する取引です。レバレッジも効き、証拠金も少ないため魅力的ですが、ディトレを学んだ次のステップといえる
- 流動性が確保されている
- FXより参加者が少なく、銘柄数が多い
- 売買の透明性が高い
- コストが低い
上記理由からデイトレ初心者に向いたマーケットはずばり東京証券取引所の株式マーケットが最適
デイトレードの方法
デイトレードにはいくつかの手法がありますが主なものを取り上げると
- ループトレード 1日に何度も売買するデイトレード。取引時間はスキャルピングに比較してもう少し長いレンジの取引。
- スキャルピング デイトレードの中でも、数秒~数分の間に価格が数ティック上下しただけで売買および反対決済を成立させる手法。
- ペアトレード 主に同じ業種間の買われすぎと思われる銘柄(A銘柄)を売り、割安だと思われる株(B銘柄)を買い付けて、双方を合計して利益がでたときに利益を確定する取引
- デルタヘッジ 、ガンマヘッジ オプションを買い付ける又は売りつけてヘッジを行いボラティリティで収益を上げる取引
初心者のデイトレには比較的安易で、時間の縛りが緩いループトレードが最適です。
スキャルピングはデイトレを極めて行く過程でスキルを習得することができます。
デイトレードを始める前にこれだけは知っておきたいこと
- トレードに与える要因を知る 業績の変化 、M&A、株式分割をはじめ金利の変化水準、戦争や貿易摩擦、世界の株式マーケットの変化といった外部要因が株価の変動要因となります。そのため突然その要因によって株価が激しく動くこともあるので、常にロスカットの注文を出して備える必要があります。
- デイトレードの方法を選ぶ 初心トレード者の株式デイトレードには前述の一日に何回もトレードするループトレードが向いていますが、人によってはホールドする時間が耐えかねないため、数秒、数分で取引を終えるスキャルピングで行うことも可能なので選択しましょう。
- リスク管理を知る デイトレのリスクは資金管理にあるといえます。自分で定めたルールに従いしっかりとした資金管理に徹するのが成功の早道です。
デイトレード 初心者の始め方のまとめ
株式投資初心者は取引時間の長いスイングトレードよりもリスクの抑えられたデイトレードを行うほうが良い。
ループトレードでなれてからスキャルやスイングに入っていきましょう。
どの取引を行うにも絶えずロスカットのオーダーを入れておくことが大切です。
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